「働き方改革」に向けた取組に関する要請について
平成27年1月22日、愛媛労働局長より愛媛県社会保険労務士会会長に対し、「働き方改革」に向けた取組に関する要請がありました。
(要請内容)
・愛媛県の労働者一人平均の年間総実労働時間は、平成25年には1,836時間まで減少しているものの、全国平均の1,792時間より44時間長い。
・正社員等一般労働者の年間総実労働時間は、依然として2,000時間台で
推移し、平成25年には2,017時間となっている。
・年次有給休暇の取得率をみても、平成25年は44.9%と全国平均の
48.8%よりも3.9ポイント低い水準にとどまっている。
・愛媛労働局では、平成27年1月9日、「働き方改革推進本部」を設置し、
所定外労働時間の削減、休暇の取得促進をはじめとした「働き方の見直し」に向けた企業への働きかけの強化に取り組むこととしている。
・貴会におかれては、この取組の趣旨を御理解いただき、各々の企業において、長時間労働を前提としたこれまでの労働慣行を変え、定時退社や年次有給休暇の取得促進等それぞれの実情に応じた取組がなされるよう、会員及び受託事業場等に対する周知啓発に向けた御協力をお願いする。